パリ五輪13日目に登場した日本人選手の活躍・結果をイッキ見せ。世界の壁「陸上男子110メートルハードル」。日本人が誰も到達できなかった決勝の舞台。その分厚い壁についに風穴があいた。日本人初となる決勝進出を決めたのは22歳の村竹ラシッド選手。準決勝で村竹選手は13.26秒の4着。残る2組のレースで3位の選手が村竹選手のタイムを超えなければ決勝進出が決まる。ここから村竹選手の長い時間が始まる。次のレースでは3着のタイムが13.34秒だったため、村竹選手の決勝進出は次の3組目の結果で決まる。その結果は3位の選手が13.32秒で決勝進出決定。結果を待っている間の心境について村竹選手に聞くと「この世の終わりみたいな気分でずっと待っていて、本当に心苦しくて、でも無事に通ったので良かったのかなと思う」と話した。