リオ五輪レスリング女子69キロ級金メダリスト・土性沙羅が解説。注目点について令和の“霊長類最強女子”137連勝の藤波朱理は足を触らせないと指摘。53キロ級では身長が高く手足が長いので足を触らせないディフェンスが長けてる。更にもう1人の令和“霊長類最強女子”櫻井つぐみの2ON1と指摘。相手の片腕を自分の両腕で取るという技だが櫻井選手は得意。相手の腕を取ることによって相手をコントロールする。そこから相手は動けないので逃げようとした時にタックルに入る。取っても離される事が多いので、ここまでくっついている選手は中々いない。一方、銅メダルを獲得した須崎優衣選手を破ったインド・ビネシュ選手が決勝戦前に100グラム超過で失格処分、引退を表明。レスリングは当日軽量を採用している。今回のように2日間で試合を行う場合、1日目・2日目両日クリアする必要がある。現地報道によると、ビネシュ選手は血抜き・サウナ・散髪も規定の50kgまで落ちず。あまり減量させないために2日間の試合にして2日間計量にしているとのこと。土性は計量を通るのはレスリング選手として当たり前のことだが、体重を落としてでしかオリンピックに行けないっていうこともあるので、気持ちはわかるし難しい問題だと感じる等と話した。