バレーボール女子日本代表の新キャプテンに、石川真佑が就任。兄の祐希は男子代表のキャプテンで、史上初の兄妹キャプテンが誕生した。今年3月、イタリア北西部の町ノヴァーラにいる石川を訪ねた。過酷な競争を戦い抜くために、去年の秋にノヴァーラに来た石川。チームにはドイツ代表のエースをはじめ、世界のトッププレーヤーが揃っている。パリ五輪で日本は2大会連続で予選敗退し、エースでキャプテンの古賀紗理那が引退した。石川は「次は自分が頑張らなきゃいけない」と、強い覚悟を抱いていた。石川はセリエAレギュラーシーズンでチーム得点王となり、CEVカップ優勝と飛躍した。ネーションズリーグは、6月5日に開幕する。石川は「キャプテンとして、全員が同じ目標に向かってひとつになって戦える集団を作りたい」などと話した。