18か国の代表が参加した東アジアサミット。中国の海洋進出を巡り、米中の対立が改めて浮き彫りとなった。中国が海洋進出を強める南シナ海。中国の海警局の船が、フィリピンの巡視船に衝突する事案が相次いでいて、両国の対立が深まっている。ASEANの外交筋によると南シナ海を巡って会議では、米国のブリンケン国務長官が「中国の威圧的な行動について、危険な行動だとして、すべての国が国際法を尊重するべきだ」と求めた。一方、中国・李首相は「われわれは常に国際法を順守し、当事国との意見の隔たりに適切に対処してきた」などと主張し、従来の立場を繰り返した。
就任後初めての外国訪問で、首脳外交を展開した石破総理大臣は、一連の日程を終えて「地域情勢、国際情勢について、日本の立場を強く発信する貴重な機会になった。今後とも積極的な首脳外交により、友好国や同志国を増やし、わが国の平和、地域の安定のために全力を尽くしたい」と述べた。
就任後初めての外国訪問で、首脳外交を展開した石破総理大臣は、一連の日程を終えて「地域情勢、国際情勢について、日本の立場を強く発信する貴重な機会になった。今後とも積極的な首脳外交により、友好国や同志国を増やし、わが国の平和、地域の安定のために全力を尽くしたい」と述べた。