富士山の八合目から頂上までは国有地ではなくある民間の所有物。富士山本宮浅間大社は日本全国に1300余りある浅間神社の総本宮。浅間神社は富士山を御神体としており、富士山の噴火を鎮めるための水の神・木花之佐久夜毘売命を祀っている。日本のシンボルである富士山は2013年には世界遺産に登録された。「ゴミの山」「景観が悪い」と言われたにも関わらず評価された理由は「信仰の対象と芸術の源泉」だった。富士山を神と崇めて登拝信仰が広がった。湧玉池は登拝者が身を清める場所だった。富士山は女人禁制の山だったが、明治5年に太政官布告により解除された。明治中期になると登山口まで馬車鉄道が整備され登山者が急増。今では年間22万人が登頂している。
聖徳太子は富士山に最初に登ったとされている。古事記と日本書紀には富士山の記述はなく誰がいつ富士山と名付けたかはわからない。富士山はもともと徳川幕府の領地だったが、1779年に八合目から上は浅間大社に寄進された。明治維新後の1871年、全国の神社・寺が国有地にされ、富士山も国有地に編入された。第二次世界大戦後、神社や寺は返還されたが富士山だけは返還されたなかった。そこで裁判が行われ1974年、八合目よりも上は浅間大社のものと認められた。
聖徳太子は富士山に最初に登ったとされている。古事記と日本書紀には富士山の記述はなく誰がいつ富士山と名付けたかはわからない。富士山はもともと徳川幕府の領地だったが、1779年に八合目から上は浅間大社に寄進された。明治維新後の1871年、全国の神社・寺が国有地にされ、富士山も国有地に編入された。第二次世界大戦後、神社や寺は返還されたが富士山だけは返還されたなかった。そこで裁判が行われ1974年、八合目よりも上は浅間大社のものと認められた。