アメリカのトランプ次期大統領は、中国から流入し社会問題化している医療用麻薬「フェンタニル」について中国の対応を批判した上で、中国からの全輸入品に10%追加関税を表明した。中国外務省は「中国は世界で最も厳格に薬物管理政策を行っている国の一つ」「フェンタニルはアメリカの問題だ」などと反発した。この他トランプ氏は「メキシコとカナダからの輸入品にも関税25%課す大統領令に署名する」と明らかにした。アメリカはメキシコ・カナダ間で互いに関税を撤廃していて、新たに関税が課されればメキシコに拠点を持つ日本企業にも影響か。