24年1月、前田健太は沖縄で自主トレーニングを行った。肩や股関節などのストレッチに1時間を費やし、「やらないと気持ち悪い。やらないと不安っていうのもあるし」と語った。また、森下暢仁ら後輩のピッチングを見て、助言を送っていた。21年、前田は右肘のトミー・ジョン手術を受け、翌年の登板機会はなく、23年は6勝8敗。アメリカでは一軒家を借り、家族と離れて生活を送っている。新たな移籍先であるタイガースでは36歳とチーム最年長。メジャー挑戦前、契約期間を終えたら帰国すると思っていて、9年目もアメリカにいるのは想像の外だったという。前田は「1年間通して先発ピッチャーとしてローテーション回って、納得のできる数字を残すことができれば自分の中では完全復活。手術した意味があると思う」などと語った。