高知県の秘境家族を探す。大杉駅から路線バスで田井まで行き、タクシーに乗り換えて山を登った。標高600mの集落で、自給自足生活を目指す優太さんに出会った。優太さんは妻、娘3人、息子1人の6人家族。自宅はもともと農家の寝泊まり小屋で、テニスコート50面分の土地付きで借りている。家具や庭の柵などは廃材で自作していた。手作りコンロは一斗缶を連結させていた。スタッフは揚げ餅をごちそうになった。家族はもともと神戸の街中で暮らしていたという。ヤギを飼っており、斜面の草刈りに重宝している。畑では20種類以上の野菜や果物を栽培し、養蜂もしている。車は優太さんが廃油でも走れるようにした。不純物をろ過する装置などを取り付けることで燃料として使える。敷地では、さくらんぼの雨よけの鉄パイプを使って遊具にしていた。