楽天証券経済研究所・土信田雅之が電話で解説。土信田さんの日経平均予想レンジは3万7900円~3万8500円。土信田さんは「本日は米国株市場と株価指数先物取引の流れを受け小高く始まりそう。ここ最近の日経平均の動きをチャートで確認するとレンジ相場になっている」などと述べた。注目ポイントは「米国企業決算」。土信田さんは「内容次第で株式市場が大きく動き出すかもしれない。ブラックフライデーからクリスマス商戦が本格化するタイミングに刺さしかかることもあり、ウォルマートをはじめとする小売関連銘柄が注目されそうなほか、半導体大手・エヌビディアもニューヨークダウ採用銘柄になってから初めての決算となり特に注目を集める。エヌビディアのチャートを見ると決算発表をきっかけに株価が同意ずいている。エヌビディアの株価が2週間ほど前に高値を更新するなど決算前に高値圏に位置している。材料出尽くし感とならないためにも期待以上の業績と強気の見通しを出す必要がある。MACDは2本の移動平均線の価格差の推移を示す。トレンドの強さを探る。MACDと株価が反対の方向を向く逆光現象が出現。トレンド転換の兆しで決算後の株式市場が下落で反応した場合は要注意」などと述べた。