ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇はインタビューの中で「最も強いものは状況や国民のことを考え白旗を上げる勇気を持ち交渉できるものだ」と発言した。そのうえで「自分たちが負けていて物事がうまくいかない場合、交渉する勇気を持たなければならない」とウクライナにロシアとの交渉の席につくよう促した。ローマ教皇のこの発言に対しウクライナのクレバ外相は10日、「我々が掲げるのは黄色と青の(ウクライナ国)旗だけだ。ほかの何色の旗も掲げることはない」と反発した。一方でローマ教皇に対し存亡をかけて戦うウクライナへの支援を強く求めている。