ウクライナ軍に所属しているディミトロ・バグネンコさんはベルリン国際映画祭で主演映画の舞台挨拶に登場した。軍から特別に出国の許可が出た。主演映画はロシアによる一方的なクリミア併合後のウクライナが舞台で、混乱の時代の地方メディアや政界の内情を1人の若者の姿を通じて描く。撮影開始は侵攻の半年前で、撮影は故郷のヘルソン州。ベルリン国際映画祭ではウクライナの映画製作者を支援する活動が行われた。ウクライナでは映画づくりへの公的支援が途絶え人手も不足している。会場では欧州の映画製作者や投資家と意見を交わした。