イランがイスラエルに向けて多数のミサイルと無人機を使った大規模な攻撃を仕掛けたことを受け、イスラエルでは2日連続で戦時内閣の閣議が開かれ、イランへの対抗措置の内容や時期について意見が交わされていると見られる。これについてホワイトハウスのカービー大統領補佐官は15日、「われわれは決定過程に関与しない」と述べた。そのうえで「イランとの戦争やより広範な地域での紛争は望んでいない」と述べて、中東地域での紛争の拡大は望んでいないと強調した。またカービー補佐官は、G7主要7か国の間でイランへの新たな制裁を協議している他、メンバー国がイランの革命防衛隊をテロ組織に指定することを検討していると明らかにした。