国連本部では一般討論演説が始まったのに合わせ、中東情勢についての緊急会合が安全保障理事会で開かれた。グテーレス事務総長は前日の会見で「2国家共存」による和平実現に向け、イギリス・フランスなどがパレスチナを国家として承認したことについて、「暗闇の中のかすかな希望の光になった」と述べた。一方でパレスチナを国家承認していない米・ウォルツ国連大使は”パフォーマンス的な会議や一方的な安保理決議は全員が望む平和の達成を損ない遅らせるだけ”と述べ、承認の動きを牽制した。
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