ことし5月、主演作の公開記念イベントに出席した俳優・ウィルスミス。ハリウッドの大人気シリーズ「バッドボーイズ」の最新作で待望のスクリーン復帰を果たした。約2年にわたって続いた“謹慎状態”。その原因となったのが、おととしのアカデミー賞授賞式で物議を醸した“ビンタ事件”。主演男優賞にノミネートされていたウィルスミスは妻・ジェイダさんと共に出席。プレゼンター・クリスロック氏がドキュメンタリー部門の受賞者を発表するそのとき、事件は起きた。クリスが脱毛症に悩むスミスの妻・ジェイダさんの髪形を“ジョークのネタ”に。激怒したスミスは壇上に駆け上がり、強烈なビンタをお見舞いした。米国国民からは彼を非難する声が相次ぎ、アカデミー賞の主催団体は今後10年間、授賞式などへの参加禁止を発表。「バッドボーイズRIDE OR DIE」は世界で興行収入570億円突破。マイケルジャクソンに言及。米国・ロサンゼルスの映像。提供:スペクターコミュニケーションズ。写真:ロイター/アフロ、ゲッティ。