昔の歓迎会のような入社式から最近は人材確保や人への投資として入社式をとらえている。中には家族が企業のオリエンテーションに参加する「オヤオリ」というイベントを開いているところもある。山里さんは「自分が就職する時にあったら恥ずかしいけど、子供がいる状態でこれがあるなら行きたいっていう不思議な感覚」、ヒロミさんは「時代なんでしょうね。本人だけじゃなくて家族にも会社のことを分かってほしいし、長く勤めて欲しいとか。ここからさきどうなるのか楽しみ」などとコメントした。視聴者アンケートは「子どもが就職する会社の入社式に」、A「参加したい」、B「参加しなくてもいい」。結果はBが64%と多かった。就職時に親の確認もとる「オヤカク」これを受けたことがあるか2024年卒の学生の保護者にアンケートを取ったところ52.4%が「ある」と答えた。ヒロミさんは「(自分も子どもに)確認はされたけど、『良いんじゃない?』っていう感じ。でも新卒で入って入社式をしてっていうのは、今は本当に人手不足だからいろんなところに就職できる」などとコメントした。2020年の大卒では約3人に1人が就職後3年以内に離職している。働き方評論家・常見さんによると「離職までの期間は更に短くなっているのでは」とのこと。理由は「自分のキャリアは自分で考えたいから」だそう。石田さんは「親に確認するというよりは相談するっていうのに感覚として近いと思う。親の世代では一つの会社に就職したら死ぬまで安泰っていうところの価値観が今はそうではない。だからこそ親に相談する。不安だからこそ相談したいというのがあると思う」などとコメントした。アンミカさんは「離職率が高いのはみんな自分の選択で責任を取るというので良いと思うけど、いま退職代行が流行しているじゃないですか。退職するときだけはちゃんと挨拶をできる退職をした方が次の扉に入りやすいんじゃないかなって思うんだけど…」などとコメントした。視聴者からは「我がこの就職先にどんな上司がいるのか気になる」「親を見れば子がわかる。なので、ある意味企業の親面接を兼ねているのだと思う」などの意見も寄せられている。