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「マクロ経済スライド」 のテレビ露出情報

厚生労働省がきのう将来的に基礎年金を底上げするための案を示した。2015年度に初めて発動されたマクロ経済スライドについて、厚生労働省が社会保障審議会の部会で示した案によると、基礎年金では一定の経済状況を前提に、2057年度までと見込まれる抑制を続ける期間を2036年度までに短縮するとしている。抑制措置が長期化すれば、その分給付は減り続けることになるから。厚生労働省の試算では、過去30年間と同じ程度の経済状況が続いた場合、2057年度の基礎年金の給付水準は今より3割低下するとしている。必要になる財源について案では、比較的財政が安定している厚生年金保険料の積立金からの拠出や、追加の国庫負担で賄うとしている。また、在職老齢年金と標準報酬月額の上限についても見直しの検討が進められている。このうち在職老齢年金は、一定の収入がある高齢者の年金を減額する仕組み。高齢者の働く意欲をそがないよう、減額となる基準額を現在の50万円から62万円や71万円に引き上げるか、制度そのものを廃止するかのいずれかで協議を続けることになった。一方、一定の収入を超えると厚生年金の保険料の支払いが増えなくなる標準報酬月額。経済力の高い人にはより多く負担してもらう必要があるとして、上限を現在の65万円から引き上げる方針で、具体的には4つの案のいずれか。保険料収入は年間で4300億円から9700億円増えると試算される。厚生労働省は年内にも最終的な年金制度改正案をまとめ、来年の通常国会に法案を提出したい考え。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月25日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
厚生労働省はきょう、将来的に基礎年金を底上げするための案を示した。見直されるのがマクロ経済スライドと呼ばれる仕組み。物価や賃金の上昇率よりも年金の給付水準を低く抑える仕組みだが、どう見直されようとしているのか。2015年度に初めて発動されたマクロ経済スライド。厚生労働省が社会保障審議会の部会で示した案によると、基礎年金では一定の経済状況を前提に2057年度ま[…続きを読む]

2024年11月25日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
厚生労働省が将来的に基礎年金を底上げするための案を示した。2015年度に初めて発動されたマクロ経済スライドについて、厚生労働省が社会保障審議会の部会で示した案によると、基礎年金では一定の経済状況を前提に、2057年度までと見込まれる抑制を続ける期間を2036年度までに短縮するとしている。抑制措置が長期化すれば、その分、給付は減り続けることになるから。厚生労働[…続きを読む]

2024年11月25日放送 16:50 - 17:48 フジテレビ
イット!ソレってどうなの?
今日、厚生労働省が年金部会を開き、将来的に全ての人が受け取る基礎年金の水準を引き上げることや、在職老齢年金制度の見直しなどを話し合った。厚労省が正式に示したのは全ての人が受け取る基礎年金を底上げする案。その財源は、会社員などが加入する厚生年金の積立金を基礎年金に回すというもの。年金制度は20歳以上60歳未満の全ての人が加入する国民年金(基礎年金)というのが基[…続きを読む]

2024年7月21日放送 9:00 - 10:00 NHK総合
日曜討論(日曜討論)
年金制度の課題の1つが基礎年金の給付水準の低下。基礎年金の2024年度の給付水準は、夫婦満額で月13万4000円。今回の財政検証では、2057年度は10万7000円になると試算された。駒村氏は「現役世代の生活レベルに対し相対的なもの。マクロ経済スライドによって代替率は下がっていく。今後、基礎年金だけの人は減っていく。適用拡大で厚生年金に入る人も増える。ただ基[…続きを読む]

2024年7月11日放送 8:00 - 9:55 テレビ朝日
羽鳥慎一モーニングショーニュースをわかりやすく 羽鳥パネル
年金制度が持続可能かを5年に一度点検する“年金の定期健康診断”ともいわれている財政検証。モデル世帯の年金が現役世代男性の平均手取り収入の何%にあたるかを示す“所得代替率”が50%というのが健康の目安。今年度の所得代替率は61.2%だった。経済がマイナス成長でなければ所得代替率50%を維持できるとされた。
2019年財政検証では6つのケースを想定。日本経済新[…続きを読む]

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