マンジャロでダイエットをしている女性が薬を入手する先は、オンライン診療だった。医師はマンジャロの量を増やすことを「ステップアップ」と表現し、診療はわずか約3分で終了した。本来糖尿病治療薬であるマンジャロは、肥満度を示すBMI値が23未満の人に処方することは推奨されていない。だがBMI値を算出する身長と体重は自己申告で入力するだけで、医師に確認されることはなかった。医師がマンジャロを処方すること自体は違法ではないものの、保険適用外のため全額自己負担となる。女性はマンジャロで14kgも体重を減らすことに成功したが、気持ち悪い状態が続くなどの副作用に耐えているという。女性はマンジャロを腹部に打った後、そこから2日間はゆで卵を1日1個口にするのみだった。吐き気に加え倦怠感や便秘、肌荒れの症状が出ることもあるという。