北米各地で月が太陽を覆い隠す皆既日食が観測された。部分日食を含めると全米に住む99%の人が見ることができ各地で日食商戦も盛り上がりを見せる。皆既日食は2017年以来、およそ7年ぶり。経路となる都市を中心に多くの見物客が集まった。ニューヨーク市内に開設されたパブリックビューイングには数百人が集まり48ドルの入場チケットが完売。クリスピークリームドーナツは皆既日食をイメージした限定メニューも登場。定番メニューにチョコレートとクッキーで日食を表現したドーナツは4日間限定で販売。飲食店などの限定商品に加え、デルタ航空などは皆既日食から空を見るフライトを運航。事前調査によると皆既日食を見るために宿泊や関連消費で経済効果は15億ドルの試算が出ている。