アメリカの複数の州ではすでに新学期が始まっているが、通学カバンの中に道具箱やノートに混じって少し気になる用具が入っていた。教室で銃撃に遭遇した際に児童が身を守るための防弾プレート。SNSでその宣伝をする母親たちの動画が広く拡散されている。27日、ミネソタ州で銃乱射事件が発生。23歳の容疑者が学校に通う児童たちに発砲し、児童2人が死亡、14人がケガをした。学校の中には不審者が侵入してきた際に、教室内で広げられる防弾パネルを備えているところもある。AIを使用し、武器の携帯を検出し、警報を鳴らせるようにしているところもある。今年に入ってからアメリカの学校や大学では44件の銃撃事件が発生し、18人が死亡、74人がケガをしている。