4日、モスクワのクレムリン宮殿でプーチン大統領とミャンマー軍事政権トップのミンアウンフライン国軍総司令官が会談を行った。ロシアとミャンマーはこの日、ミャンマーでの小規模原子力発電所を建設する合意文書に署名した。去年は二国間の貿易が40%増加するなど急速に関係を深めている。軍事面でもロシアはミャンマーに戦闘機6機を引き渡した。ミャンマーからはゾウ6頭が贈られた。これに対しプーチン大統領は感謝の言葉を述べた。さらにロイター通信によるとミンアウンフラインは「プーチン氏は単なる国家指導者ではなくロシアの王だ」と述べた。2021年のクーデター以降、ミャンマー国内は混乱が続き、国境付近では大規模な詐欺グループの拠点が見つかるなど、不安定な状況になっている。ロイター通信はロシア国内の報道としてロシアが国内の労働力不足を補うため、旧ソ連諸国以外のアジア諸国からも移民労働者の受け入れを進める方針で、既にミャンマーと競技中だとしている。