市川は池袋にあるグローバルトラストネットワークスを訪ね、代表の後藤さんに話を聞いた。従業員は外国人が全体の70%以上で、20カ国以上から来日している。在日外国人に特化してサポートサービスを提供している。韓国人社員のイさんは外国人だから部屋を貸せないと言われて断られることが多く最初に借りるまで1カ月かかったと話した。保証人制度が外国人にとってハードルになっていた。後藤さんの起業のきっかけも保証人制度で、困っている外国人を目の当たりにしたことから2006年に会社を立ち上げた。新大久保の店舗には様々な国の人が相談に訪れ、外国人専用の携帯サービスも始めた。不動産の斡旋やクレジットカードなどの悩みもサポートしている。