戸川武がドイツ・ミュンヘンから中継。トランプ大統領はこの会議にアメリカ、ロシア、ウクライナの三者の高官が参加すると発言していたが、これまでのところそうした協議が行われるという情報は入ってきておらず、ゼレンスキー大統領もその話は知らないと述べているという。焦点の1つはウクライナへの軍事支援を継続するのかどうか、実利を重視するトランプ政権は、ウクライナの天然資源についても意見を交わす見通しだとしている。ブルッキングス研究所のスティーブン・パイファー上席研究員は、トランプ大統領はウクライナのレアアースが豊富で獲得できればアメリカの産業界にも利益になるとみているなどと分析した。