住友不動産はインドのムンバイ中心部で大型の再開発に動く。総開発費5000億円を投じ、オフィスビルやホテル、商業施設を備えた複合型の不動産開発を進める。住友不動産のインドの不動産投資は累計7000億円規模に拡大。新興国の経済成長を取り込み将来の収益につなげる。アメリカやヨーロッパが軸だった日本のオフィスビル開発が新興国に広がってきた。他の不動産大手もインドで投資を拡大。三菱地所はシンガポール大手が組成したファンドに投資する形で2024年にチェンナイでオフィスビルを完成させる計画。三井不動産はベンガルールでオフィスビルを完成させ2期目の計画を進める。(日経電子版)