- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
今日の放送ではアメリカ大統領選挙について視聴者からの意見や質問を募集している。
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トランプ氏の戦略を紐解く。バンス氏が副大統領候補に選ばれた背景は忠誠心、ラストベルト、シリコンバレー、トランプ氏に近い3人（トランプ氏の長男・ジュニア氏、FOXニュース元司会者のタッカーカールソン氏、イーロンマスク氏）の推しがあったと伝えられている。スタジオの東洋大学教授・横江公美さんは今回バンス氏の起用について「新しい共和党になるための指名」と説明。同志社大学准教授・三牧聖子さんは労働者層の票を固めることが重要と説明、その上で最もバイデン氏と競っていてトランプ氏の票を上乗せできる副大統領候補を選んだと解説。またバンス氏はトランプ氏以上に「米国第一主義」でウクライナ支援を反対しているとして、今後の行方が気になるとコメント。視聴者からは「銃撃事件を受けてより支持を集め結束を深める可能性があるか」。
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- FOXニュースアメリカ合衆国大統領選挙イーロン・マスクウィスコンシン州（アメリカ）ウラジーミル・プーチンオハイオ州（アメリカ）ジェームズ・デイヴィッド・ヴァンスジョー・バイデンタッカー・カールソンドナルド・ジョン・トランプドナルド・トランプ・ジュニアペンシルベニア州（アメリカ）ミシガン州（アメリカ）共和党民主党
共和党大会を機に勢いを増そうとしているトランプ陣営。全米の世論調査の推移をみるとトランプ氏がわずかにリードしている。こうした中選挙の勝敗の鍵を握るとされるのが激戦州と呼ばれる7つの州での争いでうち6つの州では前回の選挙でバイデン氏が勝利。トランプ陣営にとっての課題は自らの岩盤支持層に加え無党派層、そしてマイノリティーなど民主党の支持層にも支持を広げられるのかどうか。
民主党内から撤退を求める声が相次ぐバイデン大統領。世代交代が叫ばれる中他に候補者はいないのか。
バイデン大統領をめぐっては17日新型コロナに感染したとホワイトハウスが発表した。ハワード・ディーン元委員長はバイデン大統領の今後について「絶対に勝てる。年齢については懸念しているが国を統治する能力は全く懸念していない。」としたが民主党支持者や島内からは撤退圧力が高まっている。民主党員のスティーブン・ホールさんはこれまでのバイデン大統領の実績を高く評価し支持してきたが先月の討論会が考えをかえるキッカケになったといい、「私達が見たものは年齢や疲労、それに付随する全てのもので見ていて痛々しく彼の業績を傷つけているようにすら感じた」などと話した。選挙戦の継続をこれ以上主張せず後継者に譲ってほしいと考えるようになった。民主党全国委員会のハワード・ディーン委員長は民主党の結束に揺らぎはないが民主党はトランプ氏によると専制政治を恐れていると話した。
ディーン氏は予備選挙を勝利したのはあくまでバイデン氏だとして自らが望まない限りは撤退は否定的だった。AP通信などが行った世論調査では民主党支持者の65％がバイデン氏が大統領選挙から撤退し党が別候補を選ぶべきと回答した。三牧氏は「重鎮のペロシ氏、直接的な撤退要求なども出てくる状況。民主党支持者も過半数をゆうに超える人が違う候補を求めている。バイデン氏自身も2020年大統領選の際も架け橋の候補だとし副大統領のカマラ・ハリス氏などを念頭に勇退を考えていたかもしれないがハリス氏は不法移民問題を任され成果をアピールできず人気がでなかった」などと話した。今後の民主党について横江氏は「バイデン氏がコロナになる前は民主党はこのまま行くと思っていたが高齢で回復も遅かったりするとバイデン氏で行くのかというのが見えない。今回の選挙は不確定要素がありすぎて先を見通せない」などと話した。三牧氏は「バイデン大統領の不満は年齢だけでなくガザの問題など若者を中心に人権に則った政策をとってくれてないんじゃないかとの政策面の不満も高まっていた。過去高齢のバーニー・サンダース氏が若者の熱狂を集めたので民主党支持者が離れている理由は政策にも由来しているところに問題の根深さがある」などと話した。
トランプ氏が返り咲いた場合の米ロ関係について、横江は、共和党は冷戦時代、戦うことを掲げてきたから、トランプ氏がロシア寄りの妥協をすることにはならないとみられる、国際問題において、イランと環境政策以外は、トランプ氏が返り咲いたとしても、現状から大きく変わることはないなどと話した。アメリカファーストの政策による日本経済への影響について、三牧は、トランプ氏の経済政策は、円高を押し上げるとも言われていて、共和党の綱領に盛り込まれた経済政策をどれだけ実現するのか見通せないところがあるが、ガザやウクライナ情勢をめぐっても、どういった選択をするのか、注目が集まっているなどと話した。大統領選の注目ポイントについて、横江は、この選挙は、トランプ対アンチトランプの戦いであり、民主党も共和党も見えない戦略を立ててくるはず、その戦略の内容に関心を持っているなどと話した。三牧は、銃撃事件を受けて、バイデン陣営は、トランプ批判のトーンを落としている、民主党は、政権を維持した場合にどのような未来が待っているのかを発信すべきであり、来月の党大会で、どのような未来を語るか注目したいなどと話した。
インド・ムンバイで行われた大富豪どうしの結婚式。インド映画のスーパースターが招待されただけでなく、英国の元首相のジョンソン氏やブレア氏も出席した。結婚式前のイベントでは人気歌手・ジャスティンビーバーが場を盛り上げた。結婚式は3月から続いていて、費用は推定約550億円だという。市民からは、戸惑いの声も出ている。
アメリカ・ペンシルベニア州で、不動産販売を行う男性は、高校を卒業したばかり。ユニークなマーケティングを思いつき、ハイスピード・ハイテンションで物件を紹介する動画をSNSに投稿している。3000万回近く再生された動画もある。高校卒業後、大学に進学せず、すぐに仕事につくZ世代が増えているという。
イタリア・ベローナ近郊に、巨大な五輪マークが出現。イタリア人アーティストが畑をキャンバスに、トラクターで土を掘り起こして描いた。エッフェル塔も描かれている。パリオリンピックはもうすぐ開幕だ。
日本と南太平洋の島しょ国などによる太平洋・島サミットは首脳宣言を採択して閉幕。気候変動を最大の脅威と位置づけ、防災能力の強じん化や脱炭素化の推進などを日本が支援することを打ち出した。海洋進出の動きを強める中国なども念頭に法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の重要性、力による一方的な現状変更の試みに強く反対することが明記された。東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出については、安全基準に合致しているとしたIAEA（国際原子力機関）の報告書を踏まえ、科学的根拠に基づき対応することが重要という認識で一致。岸田総理は日本と島しょ国地域は法の支配や民主主義などの価値と原則を共有している、信頼と協力関係をさらなる高みに引きあげ、未来に向け、ともに歩む決意を示すことができたと強調した。
太平洋島サミットの創設は1997年。当時、国連安保理の理事国入りを目指していた日本としては国連の場で日本の立場を理解してくれる友好国を集める狙いがあった。日本は当時に比べてODAの減少傾向が続いている。キリバスを除く全ての国の首脳が日本を訪問し、会議に参加した。今後の課題は期待にどう応え、友好的な関係を維持、強化できるか。中国は太平洋島しょ国の国々と首脳、閣僚が協議する枠組みを作り、インフラ整備など経済支援を進め、影響力が増している。
今年秋に任期が終わるEU・フォンデアライエン委員長の続投が決まった。気候変動対策やウクライナ支援などの主要な政策が継続される。
フォンデアライエン委員長の続投について記者は「フォンデアライエン氏の政治力とEUの安定を守りたいという思惑の2つによる」と話した。今後のEUについて「政策面はこれまでの路線が続くが議会との関係は容易ではない」と話した。
ウクライナのウメロフ国防相は17日、アメリカで開かれた安全保障を巡る会議にオンラインで参加した。AP通信によると、この中でウメロフ国防相は「アメリカの選挙がどのような結果になろうとも我々は解決策を見いだす」と述べたという。アメリカではウクライナへの支援の継続に反対しているバンス上院議員が共和党の副大統領候補に正式指名されたばかりで、ウメロフ国防相としては支援継続に消極的な政権が誕生してもロシアと対峙していく考えを強調した形となった。一方でロシアのラブロフ外相はバンス上院議員について「彼は平和に賛成している」などと話して歓迎している。
国営ロシア通信は今月12日、ルーマニアのリリアナ・ブルダ公使が北方領土の色丹島と国後島を観光目的で訪問したと伝えた。北方領土を巡ってはロシア当局が訪問の際に許可を取得することを義務付けていて、ロシア通信は「ブルダ公使はロシアの法律に基づき必要な許可をすべて取得した」などと伝えている。欧米諸国の外交官が北方領土を訪問するのは異例で、サハリンの日本総領事館は「事実関係を確認中」としている。
ベトナム共産党は今日、グエン・フー・チョン書記長の健康状態について発表し、病気の治療に専念することを明らかにした。書記長の詳しい病状については触れられていないが、トー・ラム国家主席が事実上の代行を務めるという。
マーケット情報を伝えた。
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明日はインドネシアが取り組んでいる、精神疾患がある人へのケアについて紹介する。