7月に隕石がフィリピン沖に落下して大津波が起き被害が出るという都市伝説がある。2013年にロシア・チェリャビンスクに17mの隕石が落下し、約1500人が負傷した。小惑星の発見や監視をする日本スペースガード協会の浅見副理事長は、今後100年衝突する可能性はない、100~140mくらいのものは発見されていないものも多いと話した。小惑星の地球衝突から人類を守ろうとする活動がプラネタリーディフェンス。NASAが中心となってヨーロッパ・日本・ロシア・中国が参加し、未発見の小惑星を探して機動を調査している。2021年にNASAは無人探査機DARTを載せたロケットを打ち上げた。小惑星にDARTを衝突させ機動をずらすミッションで、ターゲットとなった小惑星ディモルフォスの機動を変えることに成功した。去年12月にはディモルフォスがどうなったかを調べるために探査機Heraが打ち上げられた。2027年にディモルフォスに到着予定。HeraにはJAXAが開発した赤外線カメラが搭載された。