イランの大統領選挙。先月1回目の投票では過半数の票を得た候補者がおらず、上位2人による決選投票が行われている。1回目の投票で1位になったのは改革派のペゼシュキアン氏。決選投票を前に、1回目の投票に参加しなかった有権者への呼びかけを強めている。その多くが現政権・保守強硬派に不満を持っているとされている。さらに1回目の投票で3位だった保守強硬派・ガリバフ氏の支持者がペゼシュキアン氏の支持に回っているという。一方、1回目の投票で2位のジャリリ氏は保守強硬派の支持層をまとめ切ることができるのか注目される。