今回はファーストリテイリングの柳井正に取材した。このインタビュー先立ち番組は、バングラデシュにある、世界最大の難民キャンプを取材した。ミャンマーから逃れたロヒンギャ難民が暮らしていて、ファーストリテイリングは難民の女性たちが縫製技術の習得するための支援を行っている。ここで働くことで収入とともに生きる活力を得ていた。こうした活動に柳井は、そもそも着る服がないと答え、着る服がこれだけ勇気づけるということに気づいたという。見据えるその未来については世界の中の日本人ということを考えないと世界の中で生き残れず、日本も生き残るという危機感が無いと語る。支援のきっかけに柳井はユニクロで販売していた服を回収し、有効に使える場所はないかと考えた時に、難民キャンプに持っていくと喜ばれ、服がもつ力に気づいたという。数々の問題の中で難民支援を選んだ理由には日本人は難民問題にあまり関心がないが、世界的に一番の難問だと感じているという。教育を受けられない人がいるということはとんでもないことだと答えた。日常的に技術を身につけ、現地の縫製工場で仕事が出来るようになったら報酬と技術を得られると始めたという。またユニクロの店舗で働く難民も数多くいるという。社会貢献をしようと思ったのは2000年頃で、会社が上場し業界で1番になった時にオリンピックに出るために優勝するのはどうしたらいいか?と模索した時に、世界に貢献しないような企業はオリンピックには出られないと答えた。海外での成功に必要だという社会貢献だが、世界を意識する理由にはビジネスチャンスがあるからだという。日本は少子高齢化が進み、服の需要が減る一方で世界には人口的に若い国があり、売っていかなければいけないとした。また日本は若い人がもっと世界に興味を持つべきだと答えた。世界に3600店舗あるユニクロだが、柳井は今後挑戦していきたいことに、世界一の服の製造の小売業になりたいと答えた。
