いま、ヨーロッパの舞台で羽ばたく、日本のサムライの中でいぶし銀の輝きを放つ男がいる。リバプール・遠藤航。しかし今シーズン、遠藤に全幅の信頼を置いていたクロップ監督が退任、A.スロットが監督に就任。今季スタメン出場はない。取り沙汰される移籍の報道。しかし、遠藤本人は確固たる信念があった。先月のウォルヴァーハンプトン戦では、途中出場ながらサポーター選出のMVPに選出され、マンチェスターC戦では、J.ドクをおさえこみ、勝利に貢献。与えられた中最高の結果を出し、自身の価値を証明し続けている。遠藤の評価が急上昇した理由について、坪井慶介さんはカウンターの芽を摘み取り、あいた隙間を埋める頭の良いプレーが得意で、場所に応じた守備がすごくうまいからだという。