1994年、中国を訪れ当時の李鵬首相や江沢民国家主席と会談した細川元総理。訪中にあたって日本が台湾問題などで対応に苦慮していた舞台裏が24日公開された外交文書で明らかになった。当時から日本と台湾の要人往来を警戒していた中国。細川元総理は対中外交において、「日中平和条約を遵守する、日台関係は非政府間の実務的な関係として維持していく、日中関係を考える人は誰でも承知していなければならない一番の基本」だと話した。中国が最も敏感になっていたのはウイグルや民主活動家などの人権問題だったという。会談で言われることを非常に嫌がっており、もし持ち出されると感情的に反発して大戦の日本の侵略行為に徹底して反論するとしていた。会談ではなく晩餐会の場で、人権は各国が努力すべき問題と言及したというが中国側の発表では、細川総理は西側の民主・価値観を他の国に押し付けるのは賢明でないとの認識を示した、人権問題に関し李鵬首相の観点と立場を十分理解するとしていた。冷え込む日中関係について細川元総理は改善には時間を要すると話す。細川元総理は、「戦略的互恵関係でやりましょうと話をしているわけだから高市さん自身の口から繰り返しいろんな形で言うしか無い」と語った。
