野口社長は、化粧品のユーザーでもない全くの素人から、世界に通用するブランドを作りたいという思いから逆算して男性に特化した化粧品を展開するに至ったという。世の中のライフスタイルの中に溶け込んでる大きなブランドはたくさんあるが、男性位向けの化粧品というカテゴリでは思いつかかったため、業界のリーディングカンパニーがないというところで、チャンスではと確信に至ったという。肌の手入れを習慣化することが一番大事だと思い、ハードルの高い領域だと気づいたという。男性向けのこだわりはデザインと香りだという。入山さんは、サブスクと習慣化をいかにうまくやるかが最大のポイントだという。野口社長は、継続使用の工夫として、サブスク購入者への郵送物やメールを活用しているという。バルクオムの製品は、化粧水と乳液だけのシンプルなお手入れなので繰り返し続けやすく習慣づけできるという。定期購入者のマイレージサービスにもう一つ狙いがあり。シンプルなステップで完結させたあとに次に何を出すかが化粧品メーカーの悩むところで、お客様にアンケートをとって要望が多いものを作ってみることは、次の製品企画の実験の場としても機能しているという。