沖縄で初めての大型テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA」が7月にオープン。沖縄の豊かな森や大自然を生かしたテーマパークで「ダイナソーサファリ」、「スカイフェニックス」などのアトラクション、スパ、絶景を楽しめるレストランなど高級リゾートのような贅沢感も味わえる。1Dayチケット料金は一般が大人8800円、国内在住者は大人6930円(各税込)。“二重価格”の理由について刀・盛岡毅代表は「日本に住んでいる皆さまの力添えでこのパークが実現したから、そこへの感謝の表れ」と話す。“二重価格”について街の人からは様々な声。外国人観光客からは賛否の声が聞かれた。すでに“二重価格”を設定している都内の店を取材。海鮮バイキング&浜焼きBBQ 玉手箱では料金は外国人観光客が6578円、日本人や在日外国人は5478円(各税込)となっている。米満尚悟オーナーは「同時に翻訳できるようなアプリが開発されない限りは接客のコストがかかる。客とのコミュニケーションが発生する以上、価格設定は必要。どんどん増えていくと思う」と話す。“二重価格”のメリットについて航空・旅行アナリスト・鳥海高太朗氏は「オーバーツーリズムを回避する側面もある。料金を上げることで混雑が緩和され、地域に住んでいる方も気軽に訪れやすくなる。今後二重価格を採用するテーマパークや施設などが増えてくることが考えられる。日本で生活している人が気軽に訪れやすくする。外国人観光客からしっかりお金を取ることで日本全体の経済を底上げしていく」と指摘。作品の保存が危ぶまれるルーブル美術館についてフランス・マクロン大統領は大規模修復計画を発表。改修費用はEU外の観光客の入場料を来年1月から値上げすることで賄うという。