ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が、夢の三冠王へ。きょうも全打席、一気見せ。後半戦5連勝と好調なチームを引っ張る大谷。試合前、打撃タイトルを争うライバル・イエリッチの負傷者リスト入りが発表された。これにより、打率リーグトップだったイエリッチが規定打席に届かなくなり、2位の大谷が1位に返り咲き。三冠王へ、また一歩近づいた。きょうの相手は、2021年のサイヤング賞投手で、トミージョン手術からの復帰戦となったジャイアンのロビーレイ。第1打席はフェンスギリギリのところでキャッチされ、ホームランにはあと一歩届かなかった。それでもメジャーリーグの公式データサイトによると、メジャーリーグ30球団の球場のうち13の球場ではホームランになっていた飛距離だったという。この幻のホームランの直後、ロビーレイが大乱調。4人連続でフォアボールとデッドボール。ノーヒットながらドジャースが先制。ところが、肝心な大谷はボールが飛ばず、バットが空回り。チームもジャイアンツ投手陣の継投の前に完全に沈黙で6回までノーヒット。大谷は第4打席でも見逃し三振。きょうは2試合ぶりのノーヒット。日米通算250号のメモリアルアーチはお預けとなった。ジャイアンツ8−3ドジャース。