あすの地区シリーズ最終戦に先発登板する山本由伸。第1戦で癖を見抜かれているという話があったが、その問題は解決したとしている。柳原は、キャンプ中にも同じような状況があり、修正した経緯がある、けがで離脱した期間が長く、元の状態に戻ってしまったとみられ、それを再び修正してきたのではないかなどとした。第2戦では、ダルビッシュ有と大谷翔平の対決が実現した。大谷は、3打数無安打だった。全15球のうち、直球は1球だった。ダルビッシュ有は試合後、大谷の反応見ながら投げた、セットに入ってから長く持つなど、工夫は全体的にしていたなどと話した。真中は、いろいろな球種を使って的を絞らせない投球だったが、全体的にアウトコース中心に配球していたとみられる、第2打席は、インコースを一切使わず、全部アウトコースに、スプリットとスライダーを投げた、インコースを待っている大谷を最終的に外でしとめた形、アウトコースのストライクゾーンではなく、アウトコースギリギリのボールゾーンでしっかり打ち取ったなどと話した。あすの最終戦について、真中は、第1打席で、インコースを攻めていく可能性もあり、駆け引きがあると思うなどと話した。柳原は、大谷がタイムリーを打ち、1塁を回ったとき、5階の記者席まで大谷の雄たけびが聞こえた、何と言っているかはわからないが、「come on」か「attaboy」と言ったと予想されているなどと話した。あすの最終戦について、柳原は、第1戦の前の対決は直球が多く、第1戦は変化球が多かった、大谷もピッチャーの反応を見ながら読む選手だから、読み合いが面白くなりそうだなどと話した。
柳原は、パドレスのチームストアとドジャースのチームストアを取材し、ダルビッシュ有のボブルヘッドと大谷翔平のボブルヘッドを見つけた。大谷翔平のボブルヘッドは、帽子を被っておらず、バットの持ち方も逆になっている。柳原は、ダルビッシュ有のボブルヘッドは、ひげの感じや精悍な顔つきが似ているなどと話した。きょうの前日会見で、大谷は、2連勝するゲームだと思っていた、1勝目を取ったから、あすはその後半戦だなどとし、いいことも悪いこともほとんど忘れている、あすは勝つことに集中できていればいいなどとした。ダルビッシュ有との再戦について、大谷は、ダルビッシュ有はまんべんなく、うまく投球できるのが一番素晴らしい点、山本由伸との投げ合いもあるし、楽しみにしているなどとした。プレーに感情が出ることについて、大谷は、長いシーズンと短期決戦の戦い方は少し違う、それが感情的になる理由ではないか、感情が出るのも含めて自分などとした。きのう、審判に打球が当たって、大谷がホームでタッチアウトになり、悔しがる場面があった。これについて聞かれた大谷は、もう忘れたと答えた。柳原は、審判に向かって明らかに何かを叫んでいた、なかなか見られない大谷の姿をポストシーズンで見れているのが興味深いなどと話した。ダルビッシュ有は、第5戦の投球プランについて、バッターの反応を見て決める、試合が始まってからいろいろ考えていくのが自分のやり方などとした。