英国を訪問中の木原防衛大臣は、英国、イタリアの国防大臣と会談し、三か国で共同開発する次期戦闘機について、2035年の配備を目指す方針を確認した。木原防衛大臣は「2035年の初号機配備というスケジュールの達成に向け、引き続き強くコミットしていくことで一致をいたしました」と述べた。会談で木原防衛大臣は、共同開発する次期戦闘機について、予定通り2035年の初号機配備を目指す方針を確認した。次期戦闘機をめぐっては、政権交代した英国が、防衛政策の見直しに伴い、共同開発への参加を見直す可能性について一部で報じられていた。これについて、木原防衛大臣は記者団に対し、英国側から防衛政策の見直しの「今後のプロセスについて説明があった」とした上で、「ご懸念のようなことはなかった」と述べ、共同開発を進めると強調した。