解説副委員長・智田祐一が解説。きょうとあす、日銀では金融政策決定会合が開かれる。あすの植田日銀総裁の会見に注目。ポイントは円安進行を牽制しようという発言があるかどうか。植田総裁は先週ワシントンでの会見で「円安で物価高に大きな影響が広がったら金融政策の変更もありうる」と話していた。こうした中、追加利上げについて前倒しをにおわせる発言があれば、円相場は円高方向にぶれる可能性がある。利上げを急がないことが強調されれば、円安が加速することが考えられる。明日の会見の時間は公表されていないが午後と伝えられている。