アメリカのトランプ大統領は11日、新たな関税の書簡を送付した日本などの貿易相手国に対し、「努力を続けることだ」と述べ、譲歩を促した。トランプ大統領は記者団に対し、新たな関税を巡る各国との貿易交渉について「努力を続けることだ」と譲歩を促す。その上で、新たな関税を課す理由について「多くの場合、友好国の方が敵対国よりもアメリカに対しひどい扱いをしてきた」と不満を語った。トランプ氏はこれまで、日本など23の貿易相手国に対し、8月1日を期限とする新たな関税率を記した書簡を送ったほか、11日にもEUに対する新たな関税率を公表する考えだ。