ウクライナ・ゼレンスキー大統領は北朝鮮は兵士だけでなく民間の技術者もロシアに派遣していて、自爆型無人機の関連工場で働く可能性があるという見方を示した。北朝鮮の技術者を受け入れて技術を習得させると主張している。韓国の安全保障にも大きな脅威となる。最大2500kmまで飛行できる自爆型ドローンは安価で防空システムも回避できるためウクライナに大きな打撃を与えた。侵攻初期はイランから供給を受けたが、このドローンの需要が急増したため、去年からモスクワから900km程離れた都市で大量生産を始めた。ゼレンスキー大統領は「自爆型ドローンの技術は北朝鮮派兵に対する見返りだと思う」と話した。現代の戦争の姿を一変させたと言われるドローン。性能が検証された自爆型ドローンの完成品が北朝鮮に持ち込まれる可能性も排除できない。一方、北朝鮮は今年8月、独自開発した自爆型ドローンを公開している。