アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領がホワイトハウスで会談激しい口論となった。ホワイトハウスは当時予定していた鉱物資源の権益をめぐる合意文書には至らなかったと発表した。会談の冒頭ではトランプ大統領は両政府がこれまで協議を進めてきたウクライナ資源の鉱物資源の権益をめぐり、一緒に昼食をとったあと合意文書に署名すると説明していた。ただゼレンスキー大統領がアメリカの外交姿勢を疑問視したのをきっかけに報道陣を前に双方が激しい口論となった。この中でトランプ大統領は「あなたは数百万人の命を使って賭けをしている「第3次世界大戦をめぐって賭けをしている」「あなたがしていることはこの国に対し非常に敬意を欠くことだ」と強い口調でゼレンスキー大統領を非難した。その後会談後に当初予定していたホワイトハウスでの共同記者会見は中止になり、ホワイトハウスの報道担当者は鉱物資源の権益をめぐって合意文書の署名には至らなかったと発表した。ゼレンスキー大統領との会談のあとトランプ大統領はSNSに「彼はアメリカの重大な大統領執務室でアメリカへの敬意を欠いた。平和の準備ができたら戻ってくることができる」と投稿した。