太平洋と大西洋を結ぶ交通の要所・パナマ運河。1904年・アメリカによって建設着工、1914年に開通。当時、世界最大の難工事をやり遂げた。しかしベトナム戦争後の1977年、当時のアメリカ・カーター大統領が運河をパナマに返還する条約を締結、その後1999年12月運河をパナマに返還された。アメリカ・トランプ大統領は2日、ルビオ国務長官を派遣しパナマの真意を正した。パナマは中国が進める“一帯一路”から離脱する意向を表明、この動きに中国は強く反発している。強行的な外交方針を示したトランプ政権はパナマ運河の返還を求めている。