岸田総理の自民党総裁選挙への不出馬表明を受けて迎えた初めての週末。そのポスト岸田へ向けて候補者の動きは早くも激しさを増している。昨日、地元の夏祭りに参加していたのは小泉進次郎元環境大臣。積極的に交流を図る小泉氏、子どもから高齢者まで幅広い世代に人気があるのが分かる。総裁選について質問してみると、記者の質問をはぐらかす。しかし、地元から聞こえてきたのは出馬を期待する声。態度を明らかにしていない小泉氏に対しポスト岸田へ意欲を示しているのが、昨日、新潟県で支援者に笑顔で応えていた小林鷹之前経済安保担当大臣。関係者によると、すでに推薦人20人を確保しているという小林氏。その後、市内の養蜂場を訪問したが、注目度の高さをうかがわせるように周りには大勢のカメラが。おととい、推薦人の確保に着手すると表明した加藤勝信元官房長官、その姿は地元、岡山にあった。また、かねてより総理大臣への意欲をにじませる茂木幹事長は石川県に。総裁選についての質問に対し、岸田総理の退陣表明以来茂木氏が記者団の取材に応じたのは初めてだが、自身の出馬については明言を避けた。上川陽子外務大臣は電話をかけている画像などを投稿し推薦人の確保に向け動き出したことも併せて明らかにした。