- 出演者
- 梅津弥英子 橋下徹 松山俊行 安宅晃樹 石破茂 野田佳彦
オープニング映像。
メシ活から総裁選を見ていく。14日、岸田総理が総裁選不出馬を表明。麻生副総裁と森山総務会長の会食では麻生副総裁は岸田総理について「政策では間違ったことをしていない結果を出している」と話したとされており岸田総理再選のムードが漂った。しかし会食の前後で麻生副総裁は岸田総理に「このままでは決選投票であなたは勝てない」と伝えたという。岸田総理の不出馬を受けメシ活の動きも活発化している。茂木幹事長は自民党のキングメーカーの一人である麻生副総裁と6月に続いて2回目の会食をしている。2時間ほどの会食で総裁選への対応党内の情勢をめぐって意見を交わしたという。この会談の中で麻生副総裁は「麻生派として支持するのは難しい」と伝えたという。麻生副総裁は同じ派閥の河野大臣とお茶をした。先月1日には石破元幹事長もキングメーカーの一人である菅前首相と会食した。
今回の自民党総裁選、派閥が事実上解消された後初めての総裁選という形になる。唯一、派閥として残っているのが麻生派。小林鷹之氏は旧派閥の力学で今回の総裁選が動くとしたら自民党の明日はないという言い方をしていた。11人立候補する可能性が指摘されており現時点で自民党の総裁選出馬の条件である20人の推薦人これを確保できるかどうかが焦点になっている。FNNの世論調査で次の総裁にふさわしい人物を問うたところ24.7%最も多く支持を集めているのが石破元幹事長。“夜の会合”で話すことをオープンにしないと国民との意思が乖離すると橋本は話した。
先週、番組の投票に参加した90%の方が政界の世代交代は必要かという問いに必要と答えた。橋下氏も、なぜ永田町の世代交代は進まないんだという意見をお持ちだが、あらためて世代交代の必要性どう捉えているか。石破氏は世代交代は必要と話し、同時に田中角栄さんが存命だったころ「あの戦争に行ったやつが中心にいる間は大丈夫、いなくなった時が怖い、よく勉強しろ」と言っていて、なぜあのような戦争が起きたのかなど経験を次の世代にどうやって繋いでいく役割が必要だと思っているなど話す。野田佳彦さんもチームとして色んな人がいてもよいが若手が入ってくる組織じゃないと活力を失う。また、考えが古い若者もいるため若ければよいとは限らないと話し、例として世襲は駄目だと思っていると話した。
自民党総裁選の日程を確認し、問題になってくるのがお金で渡海政調会長によると党員103万人にパンフレットを送ると1億円、電話をかけたら数千万円かかると指摘している。石破さんもその問題につては昔から指摘しており、選挙公報にするなどし、政策などを見えるようにするにはメディアの力を借りながら党としてやるしかないと話す。橋下さんは賛否はあるが東京都知事選の石丸さんのように政策は動画で発表するなどデジタルを利用して伝えるので十分で自民党は非生産的と話す。石破さんはこれをやってきた理由についてお金がある人はこれをやるため一人は立派なパンフレットが届き、もうひとりからは届かないとバカにしているのかと不信感を与えてしまうためと話し、一斉にやめれば問題ないことであると話した。
岸田総理の自民党総裁選挙への不出馬表明を受けて迎えた初めての週末。そのポスト岸田へ向けて候補者の動きは早くも激しさを増している。昨日、地元の夏祭りに参加していたのは小泉進次郎元環境大臣。積極的に交流を図る小泉氏、子どもから高齢者まで幅広い世代に人気があるのが分かる。総裁選について質問してみると、記者の質問をはぐらかす。しかし、地元から聞こえてきたのは出馬を期待する声。態度を明らかにしていない小泉氏に対しポスト岸田へ意欲を示しているのが、昨日、新潟県で支援者に笑顔で応えていた小林鷹之前経済安保担当大臣。関係者によると、すでに推薦人20人を確保しているという小林氏。その後、市内の養蜂場を訪問したが、注目度の高さをうかがわせるように周りには大勢のカメラが。おととい、推薦人の確保に着手すると表明した加藤勝信元官房長官、その姿は地元、岡山にあった。また、かねてより総理大臣への意欲をにじませる茂木幹事長は石川県に。総裁選についての質問に対し、岸田総理の退陣表明以来茂木氏が記者団の取材に応じたのは初めてだが、自身の出馬については明言を避けた。上川陽子外務大臣は電話をかけている画像などを投稿し推薦人の確保に向け動き出したことも併せて明らかにした。
視聴者に「自民党総裁が代わることで自民党は変わると思いますか?青変わると思う、赤変わらないと思う、緑どちらとも言えない」とアンケートを実施。アンケートはdボタンで参加できる。
ポスト岸田に求められる政策課題について、今後の自民党大きな焦点の1つが政治とカネの問題。岸田総理は「自民党が変わる姿、新生自民党が国民の前にしっかりと示すことが問題」、次期総裁について「一連の改革マインドが後戻りすることがないような方であってもらいたい」と発言した。視聴者アンケート「自民党総裁が代わることで自民党は変わると思うか」。変わる17%、変わらないと思う68%、どちらとも言えない15%。政治資金規正法のポイント。石破元幹事長、もし首相になったら最初にコレはやりたい!「実質賃金の引上げ、防笑省」。
石破氏、野田氏の出演はここまで。
かつてキングメーカーとして“闇将軍”と呼ばれた田中角栄元首相。当時戦後最年少の54歳で総理・総裁に就任、ロッキード事件で逮捕。140人余りからなる一大派閥「田中派」を操り暗躍した。政治手法は「政治は数、数は力、力は金」。その権力を発揮したのは1978年自民党総裁選(大平正芳幹事長vs福田赳夫首相)。田中角栄氏は大平正芳氏を支持。福田氏有利の下馬評も大平氏が圧勝。田中派の議員は秘書らが全国の党員に大平氏への投票を働きかけた。政治ジャーナリスト・田崎史郎氏のコメント。1982年中曽根内閣の誕生にも田中角栄氏の思惑。田中氏は中曽根氏を支持。田中派内中曽根氏擁立に異論。中曽根氏を支持した理由・中曽根氏をオンボロなみこしに例えた側近との会話「オンボロみこしだから担ぐんだ。いつでも捨てられるじゃないか」。田中派から6人の閣僚が誕生→田中曽根内閣と揶揄された。政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「担ぎ手が思うがままにみこしを動かせるっていう発想」とコメント。政界のドンと呼ばれた金丸信氏。世に送り出した総理大臣は竹下登氏、海部俊樹氏、宮沢喜一氏。金丸氏は竹下氏を総裁にするため別勢力を結成→「創政会」。金丸信氏は「世代交代はあってしかるべき」と話した。政治ジャーナリスト・田崎史郎氏のコメント。1987年竹下氏が出馬した総裁選では圧倒的な数の力を手にしていた金丸氏に軍配が上がり竹下総裁が誕生した。金丸氏は竹下首相退陣後も派閥の会長を続ける。1991年当時49歳だった金丸氏の側近・小沢一郎氏がまみえたのは総裁選に名乗りを上げた3派閥の領主、いずれも還暦を超えた重鎮たちだが宮沢喜一氏、三塚博氏、渡辺美智雄氏だが一回り年下の小沢氏が個別に面接を行い総裁を決めた。その決定権は金丸信氏。政治ジャーナリスト・田崎史郎氏のコメント。令和のキングメーカー・二階元幹事長。自民党幹事長在職年数→歴代最長。2020年の安倍元総理の突然の辞職表明。
麻生派(54人)は河野デジタル相を支持。菅グループ(約20〜30人)。岸田派(46人)。2012年の自民党総裁選では石原陣営出陣式に岸田氏と茂木氏が駆け付けていて、それぞれが総裁選出馬の際には支援する約束を交わしている。
12日・ウクライナ越境攻撃・ロシア領土制圧「次の段階」準備、15日・終戦の日・戦争知らない世代・継承が課題、16日・Uターンにも影響・台風7号・関東最接近、37歳・新首相誕生・タクシン元首相・次女・ペートンタン氏選出。
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約9000点の「戦争遺品」収蔵・姫路市平和資料館。現在・受け取りを断る場合も、今後・悪化した遺品の処分も。橋下は「戦争遺品が粗雑に扱われている。主要国において戦争博物館がないのは日本だけ」などと指摘した。
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