命に関わる不整脈を経験した村田さん。病気の正体は発作性心房細動だった。心房細動は心拍のリズムが崩れ不規則になっている。さらに心房の波がギザギザになっている。心房細動とは文字通り心房が細かく震える不整脈。電気信号の乱れにより心房が1分間に400回程度痙攣する。心房細動の主な原因は4つの肺静脈から出る余分な電気を発してしまうこと。心房細動で怖いのは血栓ができることによる脳梗塞。血液がよどむことで作られる血栓は大きいため脳梗塞の中でも重篤な症状がでる可能性がある。麻痺や言語障害などの後遺症がでることもある。睡眠時無呼吸症候群が心房細動に関わっているという。睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に何度も呼吸が止まり体が低酸素状態になる病気。