きのう岸田総理は麻生副総裁、茂木幹事長、森山総務会長らと断続的に会談。裏金問題をめぐる議員の処分の内容について詰めの協議を行った。会談後、幹部の1人は大枠は決まったと述べ、幹部については離党勧告や党員資格停止、役職停止の3段階になるとの見通しを示した。安倍派のトップを務めた塩谷元文科大臣と世耕前参院幹事長は離党勧告とすることで調整している。離党に応じない場合は除名もあり得るという。処分内容について岸田総理は「現時点において具体的な内容は申し上げることはできません」などと話した。処分の対象は安倍派・二階派の議員ら39人(不記載額500万円以上の人と安倍派幹部)。総理の会談と並行して国対委員長による与野党協議が行われた。政治改革特別委員会を設置し裏金問題について今月中に議論することで合意、再発防止に向けた連座制を含む政治資金規正法の改正や実態解明についても議論する考えという。