中国の国家統計局が主要な経済統計を発表した。国内消費の伸び悩みや不動産市場の低迷が続いている。スタンフォード大学客員教授の許成鋼さんは「中国の高度な経済成長はすでに終わった。継続的な大規模失業の解消は非常に困難であり内需不足の問題を解決するのも難しい状況」などと話す。許さんは米国に渡り博士号を取得し、共産主義経済の課題を研究する中で最近の成長の鈍化は中国による市場経済の導入の限界を表していると考えるようになった。来月のトランプ政権発足について許成鋼さんは「ハイテク分野においてトランプ政権はこのプロセスを加速する可能性が高いと予測。」などと話した。