気象庁によると九州から東北にかけての広い範囲で雨が降っている。気象庁はきょう午前、東北南部と北部で梅雨入りしたと見られると発表。梅雨入りはそれぞれ去年より14日遅くなっている。この時間は西日本の日本海側で雨が強まっていて、午前11時までの1時間には山口県が、山口・萩市に設置した雨量計で36ミリの激しい雨を観測。東日本と西日本ではあすにかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがありあす昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで東海と九州南部で150ミリ、北陸と九州北部で120ミリなどと予想。気象庁は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけている。能登半島地震で被害を受けた北陸でも午前中から雨が降っている。今夜にかけて激しい雨が降る見込みで斜面や増水している川には近づかないように。鹿児島・奄美地方ではきょう梅雨明けが発表された。奄美地方と沖縄県の八重山地方、宮古島地方には熱中症警戒アラートが発表されていて対策を心がけて。