中国の習近平国家主席は今月10日まで、フランス・セルビア・ハンガリーを訪問する予定で日本時間の昨夜に最初の訪問国パリに到着。習首席は書面で談話を発表し、今回の訪問を通じて両国の伝統的な友好関係を強化し、中仏関係のより良い未来を創造する事を望むとしている。習首席は日本時間の今日午後にマクロン大統領との首脳会談に望み、両国関係のほかウクライナや中東情勢など意見を交わす見通しだという。フランスではマクロン大統領に加え、EUのフォンデアライエン委員長を含めた3社で会談し、中国とEUの関係について協議する予定となっている。両首脳は日本時間の明日にはピレネー山脈の景勝地を訪れ、昼食をともにし意見交換を行うという。中国はフランスとの関係を強化し、対立が続くアメリカをけん制する狙いがあると見られている。