台湾では今日時期総統を決定する台湾総統選が今日投開票を迎えている。台湾では全壊の総統選の投票率が70%超となっていて、現地では多くの人が選挙に関心を持っている。昨夜行われた与党候補の大規模集会には多数の支持者らが訪れ、出店では候補者のグッズなどが売られていて買い求める人が多くいた。その後時期総統最有力候補の与党・民進党の頼清徳氏が会場に登場し、会場は熱気の渦に包まれた。今回の総統選を巡って頼清徳氏は現政権の路線を継承して中国と距離を置いてアメリカとの関係を重視するとしていて、最大野党・国民党の侯友宜氏は対話を通じて中国との緊張緩和を訴えている。第三政党・民進党の柯文哲氏は対立する米中のかけ橋になる事を掲げていて、候補者全員が異なる対中政策を打ち出している。中国は去年台湾周辺で軍事演習を繰り返すなど圧力を強めていて、台湾では軍以外でも有事を見据えた対策が行われている。