投票日まであと3日、宮城4区での選挙戦はまれにみる激しさとなっている。10期連続当選の中道改革連合・安住淳候補に対するのは、前々回のリベンジを狙う自民党の若手候補・森下千里。そこに新勢力の参政党・佐野誠候補が割って入る。選挙戦初日、東京での第一声を終えた高市首相は東北の地に降り立った。森下は高市内閣で、環境大臣政務官に抜擢された。タレントから政治家に転身した森下は初めて挑んだ衆議院選挙で落選したが、一昨年比例代表で初当選した。宮城に移住し連日街頭に立ち続け、選挙戦でも街角重視のスタイルを貫く。その森下を迎え撃つ形の中道改革連合・安住は、激しい戦いを強いられている。30年前の初当選以来、10期連続の負け無し。立憲民主党では幹事長などを務め、中道の旗揚げでは公明党との調整に奔走した。公示日も地元で第一声を行うと、午後にはすぐさま東京へ。新党結成の立役者なだけに、選挙中も仲間の応援に駆け回っている。安住は石巻市の演説会で「この地域の人々の幸せと発展を実現すること、もう1つは政権交代可能な二大政党をつくる。私の信念は30年間揺らいでいない」などと訴えた。知名度の高い2人に挑む参政党の新人・佐野誠は、教育改革を訴えている。
