先の衆議院選挙を受けた第215特別国会が今日召集された。これに伴い政府は今朝臨時閣議を開き、石破内閣は総辞職した。午後は衆参両院の本会議で総理大臣指名選挙が行われる。与党が過半数を割り込む衆議院では、石破首相と立憲民主党・野田代表による決選投票になる見込み。衆議院での決選投票は30年ぶりで、野党側による一本化は実現せず、石破首相が第103代総理大臣に選出される見通し。石破首相は選出後に直ちに新内閣の組閣に臨むとしている。法相に鈴木馨祐氏、農相に江藤拓氏を起用、国土交通相には公明党・中野洋昌氏をあて、他の閣僚は再任する方針。組閣後は皇居での親任式・閣僚の認証式を経て今夜第2次石破内閣を発足させ、記者会見で今後の政権運営方針などを説明することにしている。