都議選に向けて国民民主党・玉木雄一郎代表は「都民の手取りを増やす」と主張する様子が見られる。選挙は熱伝導が持論で去年の衆院選では議席を4倍に増やす中で支持率を10％台に乗せたこともあり18人を都議選に擁立したものの、備蓄米を動物のエサと言及したことや山尾志桜里氏の人事などが問題視されJNNの世論調査では支持率は3.4ポイントも下落する様子が見られた。玉木代表は都民の手取りを増やすという政策は必要であり、もう1回熱を伝えていきたいと言及している。
再生の道・石丸伸二代表は去年の東京都知事選で2位となるなど存在感を見せていたが、今回の都議選には新党・再生の道を立ち上げている。政策は掲げず政治屋を一掃するということだけを主張し、1128人の公募から面接を行い公認候補42人を揃えた。地方議会と国会は成り立ちが異なると言及し、自治体のトップと議員をいずれも住民から選ぶ二元代表制の地方議会では議員は執行部を監視することが求められるとの観点があるという。JNNによると再生の道は議員獲得が困難な状況と見られているが、石丸代表は都民に対してより良い選択肢を提示することが一番上にあると言及して都議会のあり方を批判している。投開票は22日となる。